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基本ビジョン

2021.2.19

Ⅰ 航空宇宙技術振興財団(JAST)の経営理念

 JASTは、「航空宇宙分野、今後発展する光応用分野などの大型設備を含む主要設備・システムの運用業務とその設備維持を担うことを主要業務とし、合わせて新規技術研究開発課題に取り組み、これらを通じて、我が国の科学技術発展に寄与する。」ことを経営基本理念とする。
 このため、「業務の要求課題に真摯に取り組み、業務品質維持・向上を第一義とし、一人ひとりの人間力と技術力を高める努力を惜しまない。」ことを日常の行動姿勢とする。

Ⅱ JAST中長期ビジョン

「基盤技術の向上」

 JAST経営理念の基、航空宇宙分野および新規進展を計画する光応用分野の主要設備・システム運用業務推進、および機能増強のための研究開発業務の支援・推進を図り、これらの基礎技術向上を果たす。
 設備・システム運用業務に関しては、公的研究機関である東京調布地区の航空宇宙部門と相模原地区の宇宙探査部門、および宮城角田地区の宇宙開発部門における世界的規模の主要設備の維持運用業務の継続支援強化を図る。

「新規光応用分野へ参入」

 これまでの宇宙航空研究開発機構(JAXA)の主要業務先に加え、今後は光応用分野への支援進出も重要課題で、東北地区に新設される次世代放射光施設の運用支援業務は、JASTとして極めて有望な基盤業務とみている。JASTが核になっている新組織(HES)との連携により、放射光分野設備の運用業務の受託を図る。この分野の科学技術(加速器技術、新材料分析評価技術など)支援業務は、これまで航空宇宙分野で培った技術を生かして強力に推進する。

「研究アドバイザー体制の活用・強化および営業活動の強化」

 航空、宇宙、さらに光応用分野の公的研究機関は、全て国家規模の公共設備を保有し、幅広い研究開発試験業務が長期に計画されている。その運用・研究開発支援においては、知的人材活用が不可欠である。JASTには、その支援の一翼を担える研究アドバイザー体制を有している。各研究開発技術者(アドバイザー)がこれまでに培った多種多様の知識・技術を活用し、今後の研究開発支援活動に大きく寄与する。あわせて、大型設備の運用支援事業のために、高度で特殊な知識・技術の教育・研修などを強化して支援業務の推進を図る。また、新規事業の業務調査およびその受託につなげる営業面の強化を図る。

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